病院について①
初めまして、2016冬ー2017夏にかけてゲッティンゲンで留学するmocaです。
まだ来て1ヶ月なのですが・・・入院しました。病状自体は大したことないので、1ヶ月後にまた診察に行くだけで入院自体は一週間程度で済みました。が、私自身ドイツでこんなに病院のお世話になると思わなかった上に日本と仕組みが結構違かったので、かなり不安を覚えました・・・
そこで、ドイツの病院ってどうなんだろう、と心配している方に向けてゲッティンゲン大学病院の診察と入院について説明したいと思います。
まず、ドイツではPraxisという個人診療所のかかりつけ医(Hausarzt)に診察してもらうのが基本です。
なぜならPraxisではPrivate Krankenversicherung(個人で契約する保険。カバーは広いが当然お値段は張る)なしでもStaatsversicherung(国、もしくはEUの保険)で診察費を負担してもらえるからです(もちろんStaatsversicherungだけでなくPrivate VersicherungでもPraxisで負担してもらえます)。
Praxisでは手に負えないような症状になると、そこで大学病院等の大きな病院への紹介状を書いてもらえます。
しかし、Uniklinikum(大学病院) やMariahilfer(マリアヒルファー病院)等の大病院になると、Private Krankenversicherungがないと診療・治療費は補償されません。しかし、よほど重い症状じゃないと紹介状を渡されることもないため、国の保険しか持っていない、というドイツ人もままいるそうです。
EU外の留学生はウェルカムデーでTechniker Krankenkasse(TK)というPrivate Versicherungに加入させられるので(ビザとゲッティンゲン大学正式入学に必要)、Private Versicherungの広い補償が効きます。月に89ユーロと、結構高いけど;
Techniker Krankenkasse> https://www.tk.de/tk/tk-vorteile/39686?tkmcg=30998052674_140763840913&tkkwg=e_30998052674_techniker%20krankenkasse&tkkt=2000&wt_cc1=k[techniker%20krankenkasse]m[e]n[g]c[140763840913]p[]d[c]a[30998052674]t[kwd-176395324]&gclid=CPD9oPmZ6c8CFUyNGwod__wIkg
では、なぜ私が重い症状でないにも関わらず大病院に行くことになったか。
私は変色蕁麻疹で病院に行くことになったのですが、どのHautpraxis(皮膚科のPraxis)もアポイントメントをとるには次の週まで待たなければならない状況でした。ドイツではほとんどのPraxisは午前中しか開いていない上、アポイントメントが必要です。しかし、症状が悪化し「本当に辛いんです!すぐTermin(アポイントメント)入れたいんです!」と電話でとあるPraxisの受付のお姉さんに必死に訴えたところ、Terminなしでも大丈夫とのことで大学病院の皮膚科に行くことを勧められました。
大学病院> http://www.med.uni-goettingen.de
続きは次の「病院について②」で!
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