Uni-Orchester 課外活動
皆さんこんにちは、おゆこです:D
ただ今空港にてチェックイン待ちです。
7月は旅行中や今回の空港への道中などゆっくりと考え事をする機会が多くあったのですが、
もっぱら留学の反省といいますか、いろんな出来事を思い返していました。
私の留学の中心にあったのは言わずもがなドイツ語!でしたが、
その他にもう一つ大きな要素であったのが、Uni-Orchester(大学オケ)でした。
今回は、課外活動の一環としてドイツの大学オケってどう入るの?というのを紹介したいと思います。
きっかけは、留学準備の際に大学のHPで大学オケの存在を知ったことでした。
渡独前から、普通の生活だけでは現地のドイツ人学生に会える機会は限られているだろうから何かないかな?と探していました。
日本の大学でもオケをやっていた私は、これだ!と思い、早速Webに書いてあるメールアドレスに連絡。
返事によると「楽器を持っていれば、誰でも入団できる」とのこと。
実際に入ってみると、楽器の貸出は打楽器以外なかったので
もし現地でオケに入りたい場合は自分の楽器を持ってきたほうがいいでしょう。
もちろんこちらで調達することもできると思います。
実際におおまかな入団の流れは、
①Schnupperprobe(お試し合奏)
↓
②Vorspielen(オーディション)
↓
③erste Probe(第1回目の練習)
↓
…
といった感じです。
①Schnupperprobe(お試し合奏)
これは実質学期最初の練習にあたるのですが、団員以外もこの合奏に参加することが出来ます。
このオケはどんな感じかな?どんな曲やるのかな?ということを知るための練習ですね。
とはいっても前期から継続の人がほとんどなので、雰囲気はかなりアットホームでした。
この合奏が終了したときに、指揮者さんがVorspielenに関して話してくれます。
いつどのくらいの人が来るのかを把握するために、挙手で簡単に出欠を取りますが、
結構雑な出欠なので、手を挙げた日に行かなくても特に問題ありません。
日付等詳細は楽団のHPでも見られます。
②Vorspielen(オーディション)
どきどきオーディション!
日本では、学校付属のオーケストラもしくは吹奏楽部に入っていたので入団試験を受けたことがなく…
本当にびくびくしながら向かいました。
他の大学で同じように大学オケに入っていた先輩も、オーディションのようなものがあったと仰っていたので、ドイツでは大学オケでもオーディションは一般的なのかもしれません。
まずは申込用紙に、これまでの音楽経歴(どこのオケに所属していたかなど)、連絡先等々を記入します。
私のときは、演奏順が弦楽器→金管→木管の順番だったので、
順番が来るまでは控室で音出ししていました。
実際にオーディションで何をするのかというと、
・自分の好きな/得意な曲を一曲(長さは2~3分で妥当)
・その場で渡される譜面を初見
の2つのみです。
どちらの曲も半分以上は吹かされず、途中でとめられ、一部のフレーズをもう一度吹いた程度で終わりました。
音色・音量コントロールを主に見られたのかな?と思います。
審査員は、コンマス・セコトツ・低弦トップ・木管金管それぞれのStimmführer(パートリーダーみたいな感じです)・指揮者でした。
一通り演奏が終わったら、一旦部屋の外で待機、
しばらくしたら結果が伝えられる、という流れでした。
③erste Probe
オーディションに無事合格することが出来たら、翌週からついに練習参加です!
楽団によるとは思いますが、学期中合宿や集中的に練習を行う日、オケのメンバーでBBQや飲み会など、練習以外にもイベントは数々あります。
その学期にダメでも、次の学期に席がまた空いてなんてこともごくごく普通なので、
一旦入ることができなくても、またチャンスはあると思います。
また、オーケストラ以外にもPosaunenchor(トロンボーンアンサンブル)やJazzバンド、Chor/Unikanteなんてのもあります。
もちろん音楽以外にも課外活動の選択肢はいっぱいです!
私が経験したのは一大学のオーケストラなので、すべてにあてはまるとは限りませんが、
おおよそこんな感じではないかなと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです:)))
最初は指揮者の指示を理解するのも一苦労で、大変なこともたくさんありましたが、
それ以外にたくさんの体験を得られました。
ちょっと覗いてみるくらいの気持ちで行ってみると、意外な発見が待ってるかもしれないですね。
オケではぷちカルチャーショックも体験したので、今度はそれに関して書いていきたいと思います。
0コメント